
研究開発体制
プラスチックの可能性を無限に拡げるR&D体制

研究開発本部は、長年培ったブロー成形技術を基礎に、各事業所、製造工場と密に連携しながら新技術開発に取り組んでおります。開発対象はブロー成形に留まらず、また対象とする製品も自動車部品、食品容器、医療用精密部品など多岐にわたります。
これらの充実した開発体制と分野を横断した技術の応用力が、長年にわたる自動車メーカーや食品メーカーからの信頼に繋がっています。

工業用品開発グループ・容器開発グループ

工業用品開発グループは自動車を初めとした工業製品ターゲットに、発泡ブロー成形やTBM成形などの新技術開発を担います。容器開発グループは、多層ブロー成形技術を核として、これまでにない高機能食品容器や医療製品の開発を行います。新製品開発においては、成形材料の選定・配合から、CAEシミュレーションによる解析・評価、新規製品の製造プロセス構築・設備設計まで一貫して手掛けています。
試験評価グループ

各種試験機、実験設備によるデータの計測を行い、開発グループと連携して新製品・新技術開発に取り組んでいます。また、お客様からの試験依頼などの要望にも素早く対応できる体制を整えております。
業務内容
1.素材開発
- 製品に求められる機能を達成するため、各種試験設備によって得られたデータや、キョーラク独自のノウハウに基づき材料を選定・開発します。製品毎に最適な材料を提案します。
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2.3D設計&CAE
- お客様のイメージを3Dに。
金型を起こしての試作前にCAEによる評価を行うことで、開発のスピードアップ、コスト削減を行います。 -
3.ラピッド・プロトタイピング
- ご要望に応じて、3Dプリンタなどにより、実際に手に取れる形に致します。これにより検討の早い段階から、お客様と完成イメージを共有して進めることが出来ます。
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4.試作・評価
- 試作金型を用いて、研究開発本部内の最新の成形機で試作を行います。こうして出来た実際の量産品同等のサンプルを用いて、最終的な性能評価、量産性の確認を行います。
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5.製造設備設計、製作、販売
- 弊社独自のノウハウで設計、製作した製造設備にて製造プロセス構築を行います。またそれら設備の販売も行います
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